前回の続きです。

『利息』を払い過ぎるなんてことがなんであり得るのかですが、
『利息』とは、契約時（お金を借りる時）に決めた『金利（年●％とかなっています）』
に基づいて支払うこととなるのですが、この『金利』に問題があるです。

法律によって、『金利』の上限は決まっていますが、
以前は、ほとんどの消費者金融などが、上限を超えた『金利』で貸付をしてました。
（何故、そのようなことが行われていたのかについては、少し細かいので、
機会があったら書きたいと思います）

本来認められない（ほぼ認められないといった方が正確ですが）
『金利』に基づいて計算された『利息』を支払うということは、
『利息』としては、払い過ぎていることになるわけです。
（払い過ぎた『利息』は、元本に対する支払いとして扱われます）

そのような『利息』の払い過ぎの状態を続けていると、
もう既に借金を払い終わっているにもかかわらず支払い続けることになるのです。
（業者の請求する金額は、あくまで高い『金利』に基づいて計算されたものなので）

そこで、借金もないのに支払ってしまったお金を返してもらいましょう！！
という手続きのことを、「過払い金返還請求」と言います。

では、どのような取引（お金を借りたり返したりすること）をしていた人が、
「過払い金返還請求」をすることが出来るのか？？

については、また次回・・・