「過払い金返還請求」についての続きです。

上記の請求はどんな場合に出来るのかですが、
まずは、高い『金利』でお金を借りていることが条件となります。

この高い『金利』での契約を業者が改め始めたのは、
平成１９年ごろ（業者によって時期は異なります）ですので、
それ以前から契約をしていた人は、高い『金利』でお金借りていた可能性があります。

また、取引の期間（払い過ぎの『利息』を払い続けていた期間）は、
おおむね７年程度継続して取引をしていれば、借金がない状態になり得ます。
（この期間は、５年で借金がなくなる場合もあれば、１０年取引をしていても借金が
残る場合もあり、７年という期間はあくまで目安であり、取引の状況により様々です）

以上より、ざっくりと言うと、
平成１９年以前からお金を借りていて、７年以上継続して取引（借りたり返したり）
している人は、「過払い金返還請求」が出来る可能性があります。

それから、意外と勘違いされやすいのですが、
既に支払い終わっている（完済）している業者についても、
当然、「過払い金返還請求」は可能です。

高い『金利』に基づいて計算された借金が完済したってことは、
払い過ぎていることが明らかです。

完済してるので、もう関係ないと思ってしまったり、
そもそも忘れてしまっている人もいますが、
お金が返ってくる可能性があるので、頑張って記憶を呼び起こしましょう！！

それでは、
「過払い金返還請求」は、いつまでにしなければならないとかの期限があるのでしょうか？

次回にします・・・